カテゴリ:キーボード

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マウスとキーボード USB接続とPS/2接続の違い

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2011年07月31日 18:00 (日)

昔はマウスもキーボードも PS/2コネクタ で接続していましたが,最近はどちらも USBコネクタに変わってしまい,今では標準で PS/2コネクタが採用されている物が新商品として出る事はほとんどありません.

しかし現在でも一部のマザーボードでは PS/2ポートを1つは搭載していたり,USBコネクタからPS/2コネクタに変換する変換器 (逆もあります) が売られていますが,これらの背景や理由を知ることで今後のマウスとキーボードを選ぶポイントになるかもしれません.

機能的な違い

マウスにおいて USB接続PS/2接続の機能的な違いというのは基本的にはありません.どちらのマウスもポートの違いを感じることなく使用する事ができるので,マウスに関しては買った商品のポートをそのまま使用したらいいです.
消費電力が大きい光学マウスを PS/2 ポートに繋ぐと供給電力が足りなくてマウスが動かない…なんてこともあるので USB接続の方が無難です.

キーボードはマウスと違って接続するコネクタによって同時押しを認識するキー数の違いが出てきます.USB接続の場合,最大で7キー程度が仕様上の限界ですが,PS/2接続だと無制限に認識することができます.

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ユーザビリティの観点から「CapsLock」と「左Ctrl」を入れ替える

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2011年07月26日 18:00 (火)

使い慣れているソフトを使っている時,作業能率を上げるためにショートカットキーを頻繁に使っている人も多いと思います.今回はそんなショートカットキーを多様する人たちが更に便利にショートカットキーを使えるようになるエントリです.

早速ですがキーボードをよく見てみますと,ショートカットキーに必要になる修飾キーはキーボードの左右に配置されていますが,ほとどの人が右利きのため,右手でマウスを持つ人はショートカットキーを空いている左手のみで入力することが多いはずです.

修飾キーの位置
このように右側にも修飾キーは配置されていますが,基本的に左側の修飾キーしか使っていない事が多いはずです.

しかし左手でキーボード左側にある修飾キーを入力するには,Alt キーなら左手親指,Shift キーなら左手小指を使うと思いますが,Ctrl キーはどの指を使っていますか?

左手小指で入力するには左手のホームポジションが少し崩れてしまいそうになりますので,あまりスマートな入力方法とも思えません.一部では左手小指の付け根でCtrl キーを入力している人もいますが,これも入力方法が特殊すぎて万人向けとは言いにくいです.

よくよくキーボードを見てみると実は使用頻度が極端に少ない CapsLock キーが「A」の横という左手小指で簡単に入力できる位置にあり,逆に使用頻度の高い左Ctrl キーが押しにくい位置に配置されていることに気がつくと思います.

ということは CapsLock キー左Ctrl キーの位置を入れ替える事ができたら,今まで以上にショートカットキーの入力をスムーズに行えそうですね.

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テンキーの有無の解説+テンキーなしのススメ

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2011年07月21日 18:00 (木)

キーボードを購入するときにハッキリと見た目の違いを感じられるのは,前回詳しく解説しました 配列の違い と,今回解説する テンキーの有無 だと思います.
この2つの違いをしっかり理解することで,自分の使い方にぴったり合うキーボードを賢く選択できるようになります.

テンキーとは

そもそもテンキーが何なのかわからない人のために説明したいと思います.
フルキーボード と呼ばれる種類のキーボードでは右側に,以下の画像のような数字キーが配置されています.

テンキー

見た目からも明らかですが,0から9までの10個の数字キーが入っているので ten key という名称になっています.そしてテンキーの有無によってキーボードの横幅が 8cm 程度違ってくるが大きな違いであり問題になります.

キーボードの横に置くマウスが 8cm 近いか遠いかということは作業効率からみてもかなり重要な問題です.

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ASCII (英語) 配列キーボードのススメ

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2011年07月15日 18:00 (金)

キーボードのキー配列は,言語の違いなどによっていくつか種類がありますが,多くの日本人は日本語配列のキーボードを使用しています.
確かに日本語キーボードは,パソコンを購入すると大体付いてくるキーボードがそうですし,キーボード単体で売られている場合でも大半がこの配列なのですが,せめて配列の違いによるメリット・デメリットを理解し納得してキーボードの配列を決めてみるのも良いですよ.

ご自身のパソコンの使い方に合ったキーボードの配列を選択する事で,より効率的にパソコンを扱えるようになります.

メリット1:クォーテーションキーの位置

クォーテーションキーの位置

プログラマの視点から見ると,一番のメリットはクォーテーションキーの位置です.
上の画像を見ると,シングル・ダブルクォーテーションキーが日本語キーボードの「コロン」の位置にあるのが分かります.

どのような言語でプログラミングを行ってもクォーテーション文字の使用頻度は多いので,ホームポジションから右手の小指だけをキー1つ分横に動かすだけで入力できるこの位置は,とても理想的な位置にあることが分かります.

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特殊な方法を使わないでタッチタイピングを最速で習得する方法

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2011年07月08日 23:30 (金)

パソコンを使い慣れてくると,マウスとキーボードの使用比率が使い始めの時と比べて変わってくる事に気がつくと思います.ライトユーザーはマウスで何でもクリックして操作するのに対して,使い慣れてくるとキーボードからショートカットキーを利用する方が早くて正確な操作ができることに気がつくからです.

キーボードで操作しキーボードでテキストを入力していく….これはたいへん理想的な使い方ですが,慣れてない人がまねをすると,キーボードの文字を確認して,画面で入力された文字を確認して… と言った具合にテンポが悪く疲れてしまい,映画で見るようなカチャカチャ早くてカッコよく入力できていない事に幻滅してしまうことでしょう.

パソコンの操作・入力を早くてカッコよく行うには,タッチタイピング (ブラインドタッチ) というキーボードの文字刻印を見ることなくタイピングを行う技術が重要なんですね.今日は,私がタッチタイピングを習得した方法を書きますので,是非試して見てください.

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